本当の正解(正社員)
身も蓋もない現実ですが、この社会で生きる上で最も「楽な防具」は正社員という肩書きです。
なぜ「正社員が正解」なのか
ネットビジネスやフリーランスを持ち上げる風潮がありますが、普通の人にとって一番の正解はやはり正社員です。毎月決まった日に必ず給料が振り込まれ、ボーナスが出ること。実はこれだけで、とてつもない額の不労所得(ネット収入)を得ているのと同じことなのです。
さらに、正社員の肩書きは、世間に対する「羞恥心」や「後ろめたさ」を綺麗に払拭してくれます。クレジットカードも一瞬で作れますし、賃貸の審査も通ります。何より、職務質問された時に堂々としていられる優越感は何物にも代えがたい「見えない防具」です。
正社員に与えられる「最強の特権」たち
- どこそこの正社員であるというだけで社会的信用度がグッと高くなる。結婚相手としてもそう反対されることはないだろう。
- 会社に所属しているだけで、会社によって守られている。(アフィリエイターやフリーランスなど個人でやる仕事は、どこにも所属していないため、裸同然で直接社会と接しているようなもの。何か問題が起きたら全て自分で解決しなくてはならない)
- 同僚や部下から上司、取引先との人間関係も作れる上、自ずと出会いもある。
- 会社の補助で部屋だって借りられるし、安くで食べられる社員食堂があったり、出張でいろんなところに行けて、ホテルに泊まれることも。
- 会社がつぶれない限り、給料が出ないなんてことはなく、日本の場合、そう簡単にはクビにできないからある意味、やりたい放題。
- 新卒で入れるようなちゃんとした会社なら社内教育もしっかりしているし(そもそも正社員にしかやらせてもらえない高度な仕事を任せられたり、新卒で入るような会社でしか学べない知識や経験、スキルは何物にも代えがたいものだ)、資格を取らせてもらえたり、資格手当が出ることも。
- 毎年の昇給やボーナスやらで稼げる額、生涯賃金は、バイトや派遣とは1億円以上の差が出るとも言われている。
このため、20年くらい真面目に働いて貯金し、それを投資に回しておけば、老後もそこまで心配することはないし、早期リタイアしてあとは好きなように生きる道を選べたりもするんだ。
新卒至上主義の現実:大企業 vs 中小企業
正社員になれるならどこでもいいというわけではなく、ここで立ちはだかるのが日本の「新卒至上主義」です。
新卒で入る名のある大企業
公務員的な部分もあって安心感は絶大です。仕事内容こそ、ごく簡単なことばかりとはいかず、ある程度のスキルや専門知識が必要とされて大変かもしれません。しかし、人間関係で「ハズレ」を引く可能性は低くなります。なぜなら、真面目に勉強して大学を出た人がほとんどだからです。安定志向を求めて多くの人が目指すのも頷けます。
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では中途採用の中小企業が全てダメかというと、そうでもありません。大卒資格や専門知識が必要ない仕事は、—— 独断と偏見で全てがそういうわけではないが ——、特別なスキルもいらず「なんやかんや楽」だったりします。(その分やりがいなんかは皆無で、退屈なルーティンワークが苦痛になってくる嫌いはありますが)
ただ単に、人間関係的に「ハズレ」を引く可能性が高いというだけです。
もちろん、全く問題ないこともありますし、結局は相手が自分に合うか合わないかだけだったりもします。人間なんてものは誰しも根本的な部分はそう変わらないとはいえ、やはり癖の強い人が多い傾向にはあります。
注釈:氷河期世代の悲劇と日本神話の崩壊
氷河期世代(1970年代後半~80年生まれくらい)が不遇なのは、就職率も他と比べて低いのもあるがそれよりも可哀想なのは、大手企業がこぞって採用を絞ったこと。そういうところは、新卒でしか入れないというのにね。
だから多くの人は中小零細企業に行くしかなく、そこで頑張るしかなかった。そういうところはブラックも多いから大変だったと思う。このため、大手は特にこの辺の年齢層が不足しているし、日本神話が崩壊(現代の深刻な人手不足や日本社会の衰退)しつつある原因でもあるだろう。これこそ自業自得というやつであるが。
新卒での妥協は御法度
これは本命のお嫁さんを選ぶようなものだ。圧倒的に選べる権利があるし、有利な立場なので理想は高くていい。
社員の中に一人でも『なんかこの人、嫌だな』と感じるような人を見つけたり、会社自体にどうも違和感を感じたら、速攻で入社するのを止した方がいいくらいのレベルである。
妥協することで人は不幸になる。
ここで絶対に働きたい!凄くかっこいいお兄さんや綺麗で感じのいいお姉さんがいてる!自分もそうなりたい!
そんな風に思えるところのみでいい。キモいおっさんとかいたら即切りでいい。
そういう人は、その辺の中小企業に腐るほどいるし、もし君がレールを外れたりすれば、そんなのといくらでも出会えるから心配しなくていい(まぁけど若い頃はそういうキモいおっさんが別にそこまで気にならなかったりするけどね、逆にキモカワイイと感じる人もいるんじゃないか?)。
まぁ、当時の私は働いている人にまるで魅力を感じなかったわけだが(だからまるで乗り気ではなかった)。OLさんも私の中ではもはや、おばさんでしかなった(今は20代はもちろん、40代でもまだまだ若くて可愛いと感じるのに)。昔からJKにしか魅力を感じなかったのだ。通学中によく見かけた、あの後ろ姿、あのヒップラインにしか。
しかし、失ってからなのだ、自分にはもう手に入らないと分かってからなのだ、それが本当の価値を持って輝き出すのは。
春になると電車やらでリクルートスーツ姿の男女を見かけるようになるが、あれが眩しいのと苦しいのと両方でさ、私はあまり頑張らなかった後悔と未来ある若者に対する羨望というか嫉妬というかさ、新入社員同士仲良く会話してる姿も胸に迫るものがある、あぁ自分もああなれたのになんでもっと頑張れなかったんだろ、なぜ引きこもったりなんかしたんだろ…となる。
全てはJKのせいだ、本当に罪深い生き物だし、制服も廃止して欲しいくらいである。
だから新卒での就活は後悔しないよう精一杯かんばってもらいたい。そうして少なくとも1年~3年は最低でも続けて欲しいもんだ。続けるほど仕事自体は楽に感じてくるし(人間関係はいろいろあるだろうが)、入社時はこれから先めちゃくちゃ長く感じるだろうが30も越えると焦ってくるから、逆に時間がないと、このままじゃあっという間に定年だぞと。
まぁ、他に何か夢中になれることがあればそれに賭けてみるのもいいが、特に見つからないのなら、私のように引きこもったりせずに(本当に若い頃ならまだまだ時間もあるし余裕もあって楽しめるが30を越してくると退屈と焦りでどうにかなりそうになってくるので)、リアルで働いていた方がマシだし、ダラダラと続けても金は入ってくるわけで、ついでに何らかの経験を積んだ方がいい。
どんな仕事でも何かしら学べるところあるわけだからね、とにかくリアルで何かしておいた方がいい。何かしながら考えればいいのよ。
そら、ブラックなら考える余裕すらなくなるので早めに見切りをつけて転職なりする必要があるが(若いならそれができる、歳をとるとそうもいかなくなってくるんだわ…)。
新卒を逃した場合に立ちはだかる「転職サイト」の壁
新卒時は就職に興味が持てず、数年ぶらぶらしていたものの街で働く人を見かけたりするうちに自分も働きたいという気持ちがようやく湧いてきたので、いざ転職サイトを開いてみることに……。
しかしそこに広がるのは容赦のない「即戦力至上主義」の世界です。新卒を逃すとはこういうことでもあります。
大手転職サイト・エージェント(リクナビNEXT、マイナビ等)
敷居が高すぎます。登録はできても、職歴に空白期間があったり未経験だったりすると、紹介される案件がゼロになるか、ブラック企業しか残らないという悲しい現実が待っています。私のような人間は、なかなか手が出せません。
ハローワーク(公共職業安定所)
極稀に驚くほど高いレベルを要求する会社もありますが、基本的には「聞いたこともない中小企業」が息を潜めて我々を待っています。年中募集している怪しい会社も多いですが、我々も人のことは言えない立場です。過度な期待はせず、宝探し感覚で通うのが吉です。
無理して目指さなくてもいい
※あなたがもし現在「新卒」のカードを持っているなら、無理にでも目指すべきです。一生に一度の最も恵まれたチャンスであり、最高の待遇なのですから。
しかし、すでに新卒カードを失っているなら、今すぐ正社員になれなくても絶望する必要はありません。心が折れている状態で無理にブラックな正社員になって潰れるくらいなら、スキマバイトや派遣で「一時避難」しながら、ネット収入の土台を作り、数年後に心の体力が戻ってきてからハローワークに通い始めるのでも、全然遅くないのです。
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