Zaif(ザイフ)って大丈夫?危険じゃない?
波乱万丈な歴史と、独自トークンの魅力
Zaifの良い点・悪い点
- 他では買えない超マイナーな独自トークンが豊富
- 多くの銘柄で板取引(Orderbook trading)が可能
- 過去に大規模なハッキング被害(モナコイン流出)を起こしている
- 相場急変時にシステムが重くなったり注文が通りにくくなることがある
- 日本円の出金や暗号資産の送金手数料が高め
Zaif(ザイフ)基本スペック表
- 取扱い銘柄詳細〇 販売所| 計20種類〇 取引所(板)|計25種類
- 最低購入額(BTC)販売所:0.0001 BTC / 取引所:0.001 BTC
- FX・自動売買暗号資産FX・自動売買おてがるトレード・自動売買ランキングトレード
- 貸暗号資産(レンディング)〇
- IEOプロジェクト〇 SKEB(2023年5月22日上場)
- スマホアプリ〇 昔はひどかったが久しぶりに開くとアップデートされて良い感じに。
- チャット機能◎
- 取引手数料販売所:無料 / 取引所:メイカー0%、テイカー0.1%~0.3%
- 入出金手数料入金:無料 / 出金:385円(3万未満)~770円(3万以上)
- 口座管理維持手数料200円~10%(本人確認が完了してない場合)・250円(取引時確認事項未入力の場合)※残高が満たない場合はその残高を上限として徴収
- セキュリティと安全性過去にハッキングでモナコインなどを大量に盗まれた過去がある。現在はフィスコ仮想通貨取引所の子会社(カイカエクスチェンジ)に。
Zaif(ザイフ)とは
Zaifは、第一次仮想通貨バブルの頃から存在する老舗の暗号資産取引所です。当時は女優の剛力彩芽さんをCMに起用するなど大きな話題を呼びました。
過去に大規模なハッキング事件を起こし、運営会社が「テックビューロ」から「フィスコ仮想通貨取引所」、そして現在の「株式会社カイカエクスチェンジ」へと何度か変わるなど、波乱万丈な歴史を持っています。
少し「怪しい」雰囲気を漂わせつつも、他にはないユニークな銘柄を多数取り扱っており、コアなファンやマニア層から支持され続けている独特な「穴場」の取引所です。
Zaifの主な特徴と魅力
他では扱っていない、マイナーだけど爆発力のある通貨が買える
Zaifには、フィスココイン(FSCC)、カイカコイン(CICC)、ネクスコイン(NCXC)、カウンターパーティ(XCP)、ザイフトークン(ZAIF)、COMSA(CMS)など他ではあまり聞いたことがないどころか実際に売っていない通貨(トークン)が並びます。ザイフとかフィスコという名前があるように会社が発行する独自通貨なのかなぁ、どうなんかなぁて感じです。
ここには以前、他にもBCY(ビットコインクリスタル)、SJCX(ストレージコインエックス)、PEPECASH(ペペキャッシュ)なる通貨もあったが現在は取扱い中止というか廃止されています。
そう言えば、私もここでペペキャッシュを買った記憶がおぼろげながらありますね。確かIOSTみたく0.なんぼ~数円で買えたんだ(履歴を見ると2017年12月に8.95円で100PEPE買って2018年12月31日に0.5422円で損切りしとるやないかい)。久しぶりに見たらなくなってたので仰天したっけな。ただ、海外の取引所では今も買えるみたいだし、PEPEのキャラクターはNFTで高値で取引されるほど人気なんだ。
実際、フィスココイン(FSCC)などここ独自の通貨が大きく噴いた
フィスココイン(FSCC)は、株式会社フィスコの発行する通貨で2020年4月頃までは1枚ほんの数円で買えたが、そこから急上昇、なんと最高500円にタッチしています(イーサがコロナショックから50倍以上になっているがイーサ以上じゃないか)。私も2020年の5月頃、もう既に少しあがった30円台で買ってみたものがあるがそこから15倍以上だから充分である。ただ枚数は、ほんの20枚程度で残り4枚しかない。
他にも上にあげたコインは軒並み噴いており、たとえばカウンターパーティ(XCP)、こちらは遅ればせながら2021年後半にようやく噴きだして3,000円近くにまで上がった。ただ、このトークンは1万円を突破した過去があるのでATH(過去最高値)ではない。けれども一度はそのくらい行ったのだからまた行く可能性はあるな、と読めなくはなかった。私も少し買っていたのでちょっぴり嬉しかったよね(残り5枚)。
コロナショックの後、少したってからでもここZaifでこれらのトークンをドカンと買っておれば、かなり儲かったってわけだ。モナコインなどメジャーなアルトを所持しているよりもよっぽど良かったのだ、くぅ。
CoinCheckの次に密かにハッキング被害に合っているイメージが残っている
CoinCheckのネム不正流出事件の後、次にやらかすのはやっぱZaifなんじゃないの、などという憶測がネット上で囁かれてはいた。Zaifは怪しい、あそこに預けない方がいい、と(実際、金融庁による業務改善命令を何度かくらっていた)。
けれどもそんな続けざまにまたハッキングされるかいな、そんだけ警戒されているような取引所なら逆に大丈夫やわ、と軽く見ていたら、なんとまたしても盗難事件が発生(これは規模がやや小さいってのもあるだろうが、Coincheckほど大きくは取り上げられなかった)、しかも一番大きな被害を受けたのが私が一番持っていた、まさかのモナコインとキターーーー。
モナコインは取引を停止、Zaifは業務停止命令を食らう。そして最終的に別の取引所(フィスコ仮想通貨取引所)を運営する、株式会社フィスコ仮想通貨取引所に事業を譲渡(現在は、フィスコ仮想通貨取引所は閉鎖し、Zaifに統合されている)。モナコインはどうなったかというと、確かその半分くらいはモナコインのまま、残りは強制売却されて、日本円で戻って来た(もちろん、買値よりも随分、低くなって)。
朝山の顔がちらつく
朝山とは、Zaifの元運営会社であった、テックビューロの代表、朝山貴生氏のことで、このたかお氏のイラストと「嫌いなら是非他行ってくださいね」という、Zaifのチャット内で発言のインパクトが強すぎてZaifと言えば未だに彼とこの発言を思い出してしまう。また、このフレーズは今もネタ的によく使われ、COMSAのNFT Marketplaceでは、朝山本人がこのネタをNFTとして販売、残り2日で6060.606XYMになっている。
ネム財団との繋がりがある
ネム財団とは、2017年3月にシンガポールで設立された、NEMで作られる経済圏の拡大を目指してる財団法人のこと。この理事に我らが朝山貴生氏が名を連ねているのである。
シンボル(XYM)をどこよりも速く付与してくれた
ネム(NEM)と言えば、ネムのブロックチェーンの一大イベントであり、大型アップデート、カタパルト(Catapult)。これを期待して、いくら下がっても買い増しを続けていた人もいるとは思いますが、これによって生まれたのがシンボル(XYM)なんですね。ネムは個人向け、シンボルは法人向けといった違いがあります。
ネムの新しいプラットフォームであり、新通貨シンボルの誕生に伴い、Coincheckなどの日本の取引所は、公式にスナップショットが行われた際に全てのネムに対するオプトインを自動的に行うと表明、要するにネムを取引所に預けておいたら、そのネムと同数のシンボルがもらえる、とのことで多くの人がネムを預けていました。
けれども、ここはネム財団との繋がりが深く、以前からネムをプッシュ、応援しているような取引所だったのでもしかしたらちゃんと付与んじゃないかと思い、私も少し預けておいたところ(残りは、長い間アナウンスもなく、付与する準備を整えるのにかなりの時間を要した、Coincheck兄さん)、どこよりも速く付与、更にはシンボル(XYM)自体もすぐに取扱いを開始してくれたのである。これはやるじゃん、Zaifと思わせてくれた、出来事です。
ほとんどの銘柄で「板取引」が可能
「かんたん売買(販売所)」だけでなく、大半の銘柄が「Orderbook trading(板取引)」に対応しています。スプレッドが広く設定されている販売所を避けて、ユーザー同士で直接売買できるため、マイナーなアルトコインでも比較的安く仕入れることができます。
【注意】本人確認未完了だと手数料が取られます
Zaifには非常に珍しいルールがあります。口座を開設した後、「本人確認」や「取引時確認事項(職業や取引目的)」の入力を完了させずに放置していると、口座管理維持手数料として定期的に残高から数百円が勝手に徴収されてしまいます。口座を作ったら、必ず最後まで登録手続きを完了させてください。
各銘柄の出金・送金手数料
Zaifは日本円の出金や暗号資産の送金手数料が、他の取引所に比べても「やや高め」に設定されています。少額を何度も動かすのは損になるので注意が必要です。
| 通貨名 | 出金(送金)手数料 |
|---|---|
| 日本円 | 385 〜 770円(3万以上) |
| BTC | 0.0001 〜 0.01 BTC |
| ETH | 0.01 〜 0.05 ETH |
| SNPT | 1 POL |
| SKEB | 0.01 ~ 0.05 ETH |
| BORA | 1 ~ 10 KAIA |
| XYM | 2 ~ 20 XYM |
| XEM | 2 ~ 20 XEM |
| ERC20トークン | 0.01 ~ 0.05 ETH |
| MBX | 1 ~ 10 KAIA |
| KAIA | 1 ~ 10 KAIA |
| DEP | 0.01 ~ 0.05 ETH |
| MV | 1 POL |
| ROND | 1 POL |
| TRX | 1 ~ 10 TRX |
| DOT | 0.1 DOT |
| BCH | 0.001 ~ 0.01 BCH |
| MONA | 0.01 ~ 0.1 MONA |
| CMS:XEM | 0.01 ~ 0.05 ETH |
| CMS:ETH | 0.01 ~ 0.05 ETH |
| Counterparty | 0.001 ~ 0.1 BTC |
※手数料は変更されることがあります。
まとめ:自己責任で楽しむ上級者向けの「遊び場」
Zaifは決して「初心者向けの安全で完璧な取引所」ではありません。過去の事件のイメージや、相場急変時にシステムが重くなるなどの弱点も抱えています。しかし、他の取引所が優等生ばかりになっていく中で、Zaifの持つ「何が起こるかわからない危うさ」や「マイナートークンが突然暴騰するお祭り騒ぎ」は、暗号資産本来の持つカオスな面白さを今に残しています。失ってもいい「宝くじ感覚」の余剰資金を、見慣れないマイナートークンに少額だけ投じて放置しておく。そんな大人の火遊びを楽しむための、サブ口座として持っておくと非常に面白い取引所です。
